2017年度 理事長報告

理事長報告


 2017年度、一般社団法人山城青年会議所は、私たちが愛してやまないかけがえのない山城地域をかけがえのない仲間と共に創り上げ今以上に発展させたいと思いの下、共創、山城は一つへのあくなき追求をスローガンに運動活動を展開させていただきました。40周年に掲げさせていただいた山城ビジョンを基軸に、先輩諸兄から脈々と受け継がれてきた伝統を次世代へと紡ぎ、主体性と自主性を兼ね備えて妥協することなく山城地域をさらに元気にすべく、利他の精神でメンバー一丸となり勇猛果敢に青年会議所活動に邁進していただいたことに対し心から感謝申し上げます。また、特別会員の皆様、府内府外の地域の皆様、各地行政関係の皆様、各種関係諸団体の皆様には、2017年度開催させていただきました事業においてご協力、ご参加を賜りました事に対しましても重ねて御礼申し上げます。

 2017年度の取り組みと致しましては、何と言いましても会員の拡大です。近年の会員増強運動の成果を生かし、メンバー全員で会員拡大に取り組みました。会員拡大とは、組織を単に維持するために行う活動ではなく、将来まちづくりに貢献する人材を増やす活動であり、公益に資する青年会議所運動の本質です。共創会議という会議体を立ち上げ、植田議長を先頭に2度の例会、2度のJC説明会を開催していただきました。2月例会では、必ず成功に導くことの出来る会員拡大の手法を学び、山城青年会議所全体が会員拡大の運動に対しての意識を根付かせるために、講師に鈴木篤(日本JC拡大シニアクラブ 拡大支援委員会アドバイザー)先輩をお招きし「会員拡大の方程式」を学びました。また、6月例会では、山城地域で活躍されている特別会員の皆様とより一層の繋がりを持ち、先輩諸兄が持つ新たな人脈を会員拡大に活かすために、特別会員の皆様と膝と膝を突き合わせて懇親を深めさせていただきました。その結果新たな人脈を広げることが出来、新たな可能性を感じる機会となりました。一年間の会員増強運動に取り組んだ結果10名もの新しい仲間を迎え入れることが出来ました。今後、青年会議所活動を通して、共に汗を流し、互いに切磋琢磨し、苦楽を分かち合うことで「真の友情」を感じ「生涯の友」になってくれるものと確信しています。共創会議植田議長をはじめメンバーの皆様、そして村岡セクレタリーに感謝申し上げます。

 総務広報委員会には、この誇り高き山城青年会議所を持続的に発展させ価値ある組織、信頼される組織であり続けるために、1年間その実現へと導く洗練された組織運営の仕組みを今後も永続的に受け継いでいく活動をしていただきました。通常総会、各種会議、2度の例会、多くの事業と各方面の広報活動と精力的に活動していただき、山城青年会議所の要となる委員会運営をしていただきました。1月例会では1年のスタートとなる例会のセレモニーを見本となる様に、全メンバーが役割をしっかりと把握し、総務らしく厳格な雰囲気の中で執り行っていただきました。参加者の皆様にはこれまで以上の幅広いネットワークを構築する足掛かりとなり、メンバーが一致団結して1年間活動していく意識を高められるセレモニーを開催していただきました。10月例会においては、いつのまにか甘んじてしまっている居心地のいい今の環境から外れ、その枠を広げることはとても労力が必要であり、例会を通して色々な意見を交わし、今後のJC活動に真剣に向き合う契機となりました。2017年度、徹底してルールを遵守するために、メンバーは組織の一員である当事者意識と、自らの役職を全うする高い気概を持って行動出来たのも、総務広報委員会辻委員長をはじめメンバーの皆様のご尽力の賜物であると感謝申し上げます。

 次代の宝育成委員会には、子どもたちが、自らの行動に責任を持ち、相手を思いやるコミュニケーション能力を育み、自発的に物事に挑戦していく青少年を育成するために3度の例会を開催していただきました。3月例会においては、これまでの経験から事前準備の食育セミナーを6市町村の小学校でスムーズに開催することが出来、例会に臨んでいただいたことから、子供たちが、より自然の恵みや人のつながりに感謝する心を持つことの大切さに気づいていただくことが出来ました。7月例会においては、「やましろリバーフェスタ」と題し、子どもたちが、森林公園の自然の中で感動的な体験をし、山城地域の素晴らしい自然の地域資源に触れ、自らの力で目標を達成することで喜びを知り、自主的に物事に挑戦する姿勢を身に付けていただけました。メンバーは青少年事業を通して自主性や創造性を育成していくことが大切であることが、「明るい豊かな社会の実現」を理念と掲げる私たち青年会議所に課せられた大きな使命の一つであると再認識できたと確信しています。2017年度、山城地域の健全な青少年の育成にご尽力いただきました片岡委員長をはじめメンバーの皆様に感謝申し上げます。

 魅力あるリーダー育成委員会には、メンバー一人ひとりが自発的に己の修練を積み、魅力あるリーダーに成長するために、2度の例会、そして例会の学びをさらに高めるために2度のリーダー育成プログラムを開催していただきました。4月例会では、委員会発表とJCゲームを通して、メンバーがリーダーの役割と資質を理解していただき、限られた時間の中でいかに経験を積むことが重要であるかを気づき、行動する意識を高めていただきました。9月例会では、JC経験の長いメンバーの意識の変化や何事にも本気で挑戦する気概を学び、自身の経験から人をどのようにしたら巻き込むことが出来るのか、覚悟を決めて行動する重要性を学ぶことで、何事も自分事と捉えることのできる意識になっていただきました。1年間の事業を通して、メンバーがリーダーとして他の規範となり、主体者意識を持ち、自らの学びによって幅広い知識を身に付け、新しい価値を生み出すためにはリスクをも恐れずに挑戦する勇猛果敢な人材へと成長出来たと確信しています。メンバーの人材育成の先頭に立ち挑戦していただきました魅力あるリーダー育成委員会中西委員長をはじめメンバーの皆様に感謝申し上げます。

 山城創生ネットワーク委員会には、防災の事業を通して社会福祉協議会を含む行政関係者や防災に取り組む住民との連携が構築され、地域のまちづくりにも影響することが認識できてきた今、ネットワークをさらに強固にすることで、地域と我々との共創からうまれる地方創生へ向けた一歩を歩み出すために、2度の例会を開催していただきました。8月例会では、北田克治氏をお招きし、地域力強化「コミュニケーションの必要性」と題し、南極という極地と災害発生時の被災地の集団での生活環境は重なるものがあると考え、南極観測隊越冬隊への二度の出向経験より、コミュニケーションが希薄化しているこの社会で、有事の際に日頃より住民同士が関心を喚起し合うことの必要性を伝えていただき、講演参加者の意識変革をしていただきました。11月例会では、住民から発信する地域創生「愛する街をより愛する街へ」をテーマに、日本国政府が唱える地域創生の3本柱である「地域経済の振興」「地域生活の確保」「地域文化の振興」を基に、木津川市の南陽高校の生徒さんに行政に対しての提言書を作成していただきました。山城地域創生実現に向け、政府、都道府県、各自治体に制定されている「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を地域に住まう高校生がメンバーと共に学び、この戦略に対し、地域に住まう住民として思う事、感じる事、現状を鑑みた上での改善点を提言書として作成していただいたことで、人と人が繋がり育まれる連帯感を持ったネットワークが構築できたと確信しています。山城創生ネットワーク委員会吉本委員長、岡田副委員長をはじめメンバーの皆様には1年間を通し、地域の魅力発信会議の運営とまちづくりに対して精力的に活動していただきまして本当にありがとうございました。

 そして、2017年度は、京都ブロック協議会の監査担当役員に両國義人君、副会長に堀恭介君、公益財政委員会の委員長に上村卓也君と3名ものメンバーが役員として出向してくれました。また、多くのメンバーも日本青年会議所、近畿地区協議会、京都ブロック協議会に出向してくれました。本当に3名の役員をはじめ出向していただいたメンバーに感謝申し上げます。出向での学びを山城青年会議所に還元し、今後の山城青年会議所の発展に大きく寄与してくれるものであると確信しています。

 2017年度は、私自身理事長として先頭にたち、誰よりも強い思いを持ち活動、行動させていただいたつもりではありますが様々な場面で時に強いリーダーシップを発揮できずにメンバーの皆様にはご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。しかしながら、共創とスローガンを掲げさせていただいた通り、2017年度関わらさせていただいた皆様に支えていただき、全メンバーに支えていただき、地域住民の皆様、関係諸団体の皆様と共に、青年会議所運動活動を共に展開し、すべての事業を創造出来たことで、山城地域の発展、また次代につなぐ架け橋となる1年に出来たことを心から心から感謝申し上げます。2017年度の成果は、メンバー全員で成し遂げたからこその結果であり、今後の誇りにしていただきたいと思います。時代のせいではなく、どんな場合でも、勇猛果敢に挑んだ結果、発展の道があるということを示せた1年になったと確信しています。2017年度の山城青年会議所の運動活動に関わっていただきましたすべての皆様に感謝申し上げ2017年度の報告とさせていただきます。

 1年間本当にありがとうございました。

一般社団法人山城青年会議所
第41代理事長 辻井 茂弥