社団法人 山城青年会議所 理事長所信

2008年度 スローガン

熱くなれ山城

〜情熱が未来を創る〜


理事長 北 和久

基本方針

 1.未来を創る熱きメンバーの育成
 2.公益性の高い事業の推進
 3.メンバーが一丸となった青年会議所活動 

基本計画

 1.会員の拡大
 2.地域に根ざしたまちづくり活動
 
3.地域の魅力の創造と発信
 4.熱き青年経済人としての資質の向上
 5.熱きメンバーによる組織運営
 6.第36回京都ブロック会員大会の主管
 7.京都ブロック協議会への支援及び協力



2008年度 理事長所信 
理事長 北 和久

【はじめに】

1977年、山城青年会議所は、全国で613番目の青年会議所として誕生し、「明るい豊かな社会の実現」を理想に掲げ、青年としての英知と勇気と情熱を持って「まちづくり・ひとづくり運動」を実践してまいりました。
創立から31年を経て、現在では様々なまちづくり団体やNPOが存在し、「青年会議所しかない時代」から「青年会議所もある時代」と言われる中で、青年会議所を取り巻く環境も大きく変化してきました。まさしく青年会議所の存在意義が問われているのです。社団法人山城青年会議所は2市4町1村という広域なエリアで活動しています。私たちは、これまでの山城青年会議所の歴史を振り返り、現状を見すえながら、「山城らしさ」とは何なのかを考え、行動していくべきであると考えます。また、その活動は、メンバーの為だけのものではなく、「公」の利益を追求するものでなければならないと考えます。

【未来を創る熱きメンバー】

 
 坂本龍馬は、私たちと同年代であった頃、「日本を今一度洗濯いたし申し候」と鮮烈な使命感に燃えて、新しい日本の創生に深く関わりました。そこには、日本の未来を真剣に考え、変革しようとする熱き思いがあったはずです。
社団法人山城青年会議所は無限の可能性と潜在能力を秘めています。メンバー一人ひとりが地域の未来を真剣に考え、熱き思いを持って行動すれば、まわりの人間を変化させ、地域全体を変革することにつながるものと考えます。全ては情熱から始まり、その思いが伝播し、地域をよりよい方向に変えていくのです。
 私たちの熱き思いが未来を創る一歩となります。メンバーが自ら積極的に変化し、青年らしくはつらつと行動していこうではありませんか。


【魅力ある山城の創造と発信】

  私たちが活動エリアとする山城地域は、豊かな自然、歴史、文化が存在する素晴らしい地域です。奈良時代には都が存在した地域でもあり、室町時代には全国に先駆けて国人や農民の手により自治が行われた地域でもあります。国宝や重要文化財が数多く存在し、全国からの観光客も数多く訪れています。
また、この地域は京都、大阪、奈良の中心に位置し、交通の便もよく、大変暮らしやすい地域でもあります。近年多くの市町村で人口が減少する中、一部の地区では、人口増加率が全国でも数本の指に入るほど伸びています。2007年には、加茂町、木津町、山城町が合併し、「木津川市」として新たな行政枠を持つこととなりました。
まちづくりは、市民一人ひとりが考え行動する自治の考えが基本にあると思います。JAYCEEが「自分たちのまちは、自分たちで創る」という気概を胸に、率先して行動していくことが大切です。政策的な視点を持ち、山城地域の特性を活かしながら、この地域ならではの運動を、行政やNPO、地域の方々と共に展開していかなければならないと思います。その継続が青年会議所の存在意義を高めると考えます。私は、青年会議所メンバーが事業を通して、一人でも多くの地域の方とのつながりを持ち、まちづくりについて話すことが大切であり、そのことがメンバーの意識を高め、活動意欲の向上につながると確信します。
山城地域の魅力、「山城らしさ」を創造しつつ、発信することも我々の大切な役割です。また、我々が行う事業や考え方を多くの人に伝え、広げていくことも大切な活動です。地域の魅力を再認識し、一人ひとりがその魅力を発信できる人にならなければならないと考えます。

【熱きメンバーが集う山城】

  青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」を理想に掲げ、「まちづくり・ひとづくり運動」を行う団体であり、社会貢献こそが使命であると考えます。その使命を果たす為に、志を同じくする熱き仲間が必要です。仲間が多ければ多いほど、まちづくりを推進する大きな力となり、地域に与える影響力が大きくなります。私たちが理想とするまちの姿を思い描き、共に活動できる仲間を増やすことは、青年会議所活動そのものであり、メンバー全員で取り組まなければならない課題であると認識しています。
会員の拡大が進まず、数年後、社団法人山城青年会議所がどのような活動ができるのかを考えてみた時、その深刻さは、この団体の存続をも危惧するほどであるといっても過言ではありません。この状況を打破するのはメンバーの自覚と行動です。まずは、多くの仲間を増やす為に、青年会議所に入会をしていただくような働きかけをすると共に、一人ひとりが目的意識を持ち、活動を通して、魅力ある人、魅力ある団体にならなければなければならないと思います。日々の生活の中で、一人でも多くの方に私たちの活動を伝えていきましょう。我々が問題意識と危機意識を持ち、青年会議所の素晴らしさを伝えればきっと仲間は増えていきます。
 また、在籍するメンバーの参加意識の向上も、私たちが取り組むべき大きなテーマです。メンバー一人ひとりがやりがいや楽しさを見出すことのできる活動を実践していかなければなりません。私たちが何の為に活動しているのか、何をすべきなのかを問い直してみる必要があります。その為にも、委員会活動を充実したものとし、メンバー間のコミュニケーションを図ることが重要であると考えます。

【会員の資質の向上】

 
先人たちのたゆまぬ努力により、日本は高度経済成長を経て、大変豊かな国になりました。その反面、お金さえもうかれば何をしてもいいというような風潮が少なからず見受けられるようになり、ここ数年、粉飾決算やインサイダー取引など、企業トップの姿勢が問われる事件が多くありました。企業人である前に、人としてのあるべき姿がこのようであっていいのかという疑問を感じているのは私だけではないはずです。
このような社会情勢の中で、私たちは青年経済人として、何を目的に商売をするのか、何の為に働いているのかを、今一度見直す必要があると思います。個々の利益だけを追求するのではなく、社会に対する姿勢がどうあるべきなのかを考えなければならないのです。JCもビジネスも、共に道徳心や公共心といった高潔な精神を持って実践すべきであると考えます。商道徳を学ぶことによって、社会と共生することの大切さを学び、青年会議所活動を行う礎にしていきたいと考えます。


【公益社団法人格の取得について】

  「公益法人制度改革関連3法案」が2006年度通常国会において可決されました。2008年から2013年までの猶予期間を経て現状の社団法人は消滅し、一般社団法人、公益社団法人、解散のいずれかを選択することになります。我々、社団法人山城青年会議所においても、この選択をしなければなりません。これまで地域に根ざした公益性のある事業を展開してきた社団法人山城青年会議所は、公益社団法人格の取得に向けた活動をしていくべきであると考えます。また、それがどのようなものであるかを継続して調査研究し、メンバー間で議論してまいります。

【熱きメンバーによる組織運営】

 青年会議所の基盤は、委員会活動です。その委員会をまとめ、率先垂範するのが委員長の役割です。委員長が明るく元気に、そして熱い気持ちを持って、リーダーシップを発揮し、充実した委員会活動をしていくことが大変重要です。毎月開催される委員会を大切にし、委員会メンバーが一丸となって事業に取り組み、委員長が光輝くことで、LOM全体が輝くことにつながります。
諸規定においては、現状を認識し、今後も継続して円滑に組織を運営できる方向を考え、必要に応じて変更をしていかなければならないと考えます。もちろん、青年会議所が果たす役割、目的を念頭においてのことであることはいうまでもありません。
そして、組織を運営する上で、「厳しく、きっちり」を原則として活動してまいります。一人ひとりが自覚と責任を持つことで、個々のスキルを伸ばし、組織力の向上を図りたいと考えます。当たり前のことを、当たり前に行う青年会議所でありたいと思います。

【出向と連携】

 私は出向を通して、青年会議所の楽しさを感じることができました。そして、その活動がLOMの活動を行う原動力になりました。志を同じくするメンバーが全国に多く存在しています。積極的に出向することは、自己の青年会議所活動をより充実させることにつながります。
本年は13年に一度、第36回京都ブロック会員大会の主管を務める年であります。京都ブロック内のメンバーが一同に会し、山城地域を体感していただけるチャンスと捉え、主管LOMとしての役割を果たしながら、メンバー全員で京都ブロック会員大会をサポートしてまいりたいと考えています。
 また、日本青年会議所、近畿地区協議会とも連携し、様々な情報を取り入れ、我々の活動に役立てていきたいと考えます。
 出向者が日本青年会議所、近畿地区協議会、京都ブロック協議会で得た学びをフィードバックしていただくことは、必ずLOMにプラスの影響を与えることと確信いたします。出向者に対しても、精一杯の支援をしてまいりたいと思います。

【結びに】

 青年会議所活動は、家庭と仕事という基盤があってこそ行えます。時間を有効に活用し、家族や社員の方々に感謝の気持ちを持って行動しなければなりません。青年会議所活動を中途半端に行うのではなく、使命感を持って一生懸命に取り組むべきであると考えます。学んだことを仕事や家庭に還元することで、仕事と家庭、JCとのバランスが保たれ、有効な時間の使い方も身につくものと考えています。
私はこれまで、13年間青年会議所活動を続けてまいりました。その活動の中で、様々な方とのかけがえのない出会いがありました。各地域で自分たちの住む地域を少しでもよくしていこうと活動している熱い気持ちを持った仲間がたくさんいます。まちづくりを行う原動力は、地域を思う情熱です。真剣に地域の未来、すなわち我々の子供が大きくなった時の山城地域の未来像を思い描き、できることからひとつずつ行動に移していこうではありませんか。
 青年会議所には無限の可能性があります。若い力を結集し、元気よくはつらつと活動してまいりましょう。熱き思いを持った、情熱あふれるJAYCEEが地域の未来を創ります。

熱くなれ山城

〜情熱が未来を創る〜

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