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2024年理事長所信

山城青年会議所について

スローガン

山城ビジョン

1 山城地域の発展に貢献できるリーダーの育成

2 次世代を担う郷土愛あふれる子どもたちの育成

3 心が通うパートナーシップによる山城地域の創生

 

所信

【山城青年会議所について】

 

2024年度一般社団法人山城青年会議所
第48代理事長
堀池 德郎

【はじめに】

 一般社団法人山城青年会議所は47年という長い期間、山城は一つを理念として、その年ごとにテーマを変えながらも、時代にあった活動を展開してまいりました。100年以上前から始まった青年会議所の運動は、社会情勢がどのように変化しようとも、根本にある地域を良くしたいという想いは変わることなく紡がれてきました。近年では、新型コロナウイルス感染症によるパンデミックや、ヨーロッパ圏における戦争など、私たちを取り巻く環境はまさに混沌としており、変化の激しい時代となっています。時代の変化に対応できる柔軟な組織であるには、withコロナからafterコロナへと推移していく中で、これまでの運営方法にwithコロナ時の学びや経験を取り入れながらも、それぞれの良さを活かした新しい形態を常に模索し試行錯誤していかねばなりません。そして、私たちの活動を大きな運動へと波及させるには、より多くの仲間と共に活動を展開していく必要があります。この組織に集った多くの仲間全員が地域を牽引するリーダーに必要な要素を身に付けることで、組織の活性化だけでなく、山城地域への運動を最大限に高めてまいります。また、近年では、多様性や個々の価値観の重要性が大きく取り上げられるようになり、人と人との関わりの中で生じる価値観の違いに可能性を見出す時代へと変化しています。地域のコミュニティでさえ、人と人との関わりが希薄になってきていると言われている背景には、コロナ禍の影響もあり様々なコミュニティの交流の場面や、コミュニケーションをとる機会が減少している側面もあります。私たちが活動する山城地域においても、目まぐるしく変化する社会情勢を捉えながら、これまでの経験則だけでなく様々な価値観を知り、お互いの考えや個性を理解することが重要です。そこから少子高齢化や人口減少など多くの地域課題の解決に向けた新たな可能性も見出せるのではないでしょうか。多様な文化や価値観が混在するからこそ、地域の特徴を理解し、未来への道筋を示し、行政の枠組みを超え、地域団体や市民と共に進むことができる共生社会が必要なのです。社会がどのように変化しようとも、その変化に柔軟に対応していき、青年会議所の活動はぶれることなく先輩諸兄姉から受け継がれてきた歴史と伝統、そして志を未来へとつなぎ、揺らぐことのない信念をもって献身的に活動していかなければなりません。何事にも全力で挑む変革者として…

 

 

【活動の効率と効果を最大限に高める】

青年会議所における総務職の担いは多岐に亘りますし、特に組織の情報に関しては様々なものを取り扱うことになります。だからこそ、総務というのはこの組織の司令塔であるわけです。私たちの活動の根幹にある会議一つを取っても、常に効果的に、そして効率的に運営できるように変革を起こすことのできる部門です。テクノロジーが日進月歩で進化し続ける現代において、変えるべきものは変え、守るべきものは守り、様々な可能性を模索し続けなくてはなりません。会員の成長とまちづくりに対する運動を最大限に高め、常に時代の変化に対応していける組織でないと淘汰されてしまうことでしょう。会員の誰もが活動に能動的に参加しやすい環境を構築してまいりましょう。また、私たちの活動の効果をさらに高めるには、より多くの地域住民の方に私たちのことを知っていただき、興味をもっていただいたり、活動に共感していただく必要があります。SNSなどの情報ネットワークが普及し、日本国内だけでなく世界中の情報が溢れる現代だからこそ、私たちが本当に発信したい情報を明確にし、山城地域における私たちのブランディングを確立してまいりましょう。

 

 

【組織の活力を高める】

組織を維持する上で最も重要な数値は会員数であります。会員数の減少は直接的な組織衰退の原因ですし、私たちが地域に与えることのできる影響も減少していくでしょう。しかし、その逆も然りであり、会員数が増えることで私たちが地域に与えることのできる影響も大きくなります。会員同士が切磋琢磨して得られる学び、情報発信力の強化に伴う地域への影響力の拡大など、挙げ出すと切りが無いほど会員の拡大には可能性が秘めています。私たちの山城地域をより良くしたいという想いに共感し、自然と仲間が集まってくる環境を構築できたとき、この組織の地域への影響力はさらに大きくなるのです。そのためには、会員一人ひとりが会員拡大について自分に何ができるかを考え、得意分野を活かして拡大活動に参加していくことが必要であり、現役会員だけでなく様々な方々との協力が重要です。また、多くの仲間を増やすことと合わせて、私たちの組織や活動を十分に理解し、同じ方向を向いて活動できるように体制も必要です。まちのため、そして自らの成長のためにも会員一人ひとりが会員拡大を意識し、取り組んでまいりましょう。

 

 

【山城地域をコーディネートする】

地域で活動し、まちづくりに取り組むうえで、重要になるのが行政や地域団体とのつながりです。私たちの活動が運動となり、地域に対してより大きな波及効果を得るには、これまで構築されてきた行政や地域団体とのつながりをさらに強固にする必要があります。そして多様なライフスタイルが存在している現在において、地域の子供を取り巻く環境も多様化しており、子供にとって良質な発達環境を整備することは、地域にとって大きな課題となっています。地域課題が多岐にわたる中でも、地域の未来を担う子供に目を向け、子供を産み育てやすい社会の実現に向けた新たな取り組みが必要です。そうすることで、地域が活性化することはもとより、地域で育った子供が生まれ育った地域への郷土愛が醸成され好循環を生むのです。そのためには、私たちだけでなく、行政や地域団体をも巻き込んだ地域の育児力向上を目指すことにより、未来を担う多くの子供たちが育まれるのです。いまこそ私たちが真剣に地域をコーディネートし、運動を引き起こしてまいりましょう。

 

 

【個性の違いを尊重できる青少年の育成】

子供は地域にとって財産であります。これからの未来を担う子供たちを育成することは、どの地域にとっても重要なことの一つであると考えます。成人前の教育によって、その後の人格形成の基盤が作られてしまうからこそ、少年期に個性の違いを理解することは重要であると考えます。個性とは自分らしさです。特有の性質であり、性格です。ただ目立つための行動や奇抜なことをするのが個性とは限りません。あくまで自分らしさの表現こそ個性なのです。多様性の重要性について議論される現代において、今の子供たちは人との違いを尊重できているのでしょうか。柔軟な思考と純粋な心をもつ時期に、人との違いを尊重できることが重要なのです。多様性にふれ、違いを尊重できるからこそ、そこに新たな発想を生む柔軟な考え方が醸成されるのです。私は、青少年の育成はまちづくりの根幹であると考えています。未来の山城地域のリーダーとなる子供たちを、今ここから育んでまいりましょう。

 

 

【地域住民の意識を変革する】

持続可能な地域とはどういった地域でしょうか。冒頭でも述べた通り、ロシアのウクライナ侵攻や新型コロナウイルス感染症のパンデミックなど、社会情勢は目まぐるしく変化しており、私たちの生活に今でも大きな影響を与えています。しかし、そのことについて、どれほどの地域住民が自分事と捉えられているのでしょうか。社会情勢が大きく変化するということは、自分が住まう地域にも生活にも少なくない影響があり、それに対して自らの考えをもつことが重要なのです。少子高齢化、人口減少、労働力不足、地域経済の縮小など様々な課題があるからこそ、地域の未来について真剣に考える意識を地域住民の誰もがもっておく必要があります。また、地域の未来について真剣に考える地域住民が増加すると同時に、多様性について考え、認め合うことのできる地域となれば、誰もが住みやすいまちになると私は確信しています。青年会議所は地域住民の意識変革団体としての側面も有しています。私たちから運動を発信し、誰も取り残すことの無いまちづくりを目指してまいりましょう。

 

 

 

【人を巻き込める人財となる】

人を巻き込むには、自分も人に巻き込まれないといけない。これは、入会当初に私が先輩に教えていただいたことです。私は、人を巻き込むというのは、誰かの力を借りること、人に巻き込まれるというのは、誰かのために行動することであると考えています。一人でできることには限界があるからこそ誰かを頼ったり、頼られたことに対して行動することで絆が育まれる。その関係性を仲間と呼ぶのではないでしょうか。それは、地域で活動し、地域を牽引するリーダーを育成している私たちにとって必要なスキルでもあるのです。どんな素晴らしいアイデアを持って活動していても、他者を巻き込むことが出来なければそれは運動には波及しません。地域のために能動的に行動することができる人財が集まる組織であれば、その活動の中で仲間のために行動できるのは必然となるのです。活動の中で多くの葛藤や困難、喜びを経験するからこそ、他者を理解することができるリーダーとなるのです。青年会議所は活動の中から地域を牽引する人財を育成する団体です。利害関係の無い会員同士から生まれる絆を育む体験こそが、地域住民を巻き込んでいく力となり、引いては地域を牽引する人財へとつながると確信しています。まずは会員同士から人を動かすことのできる力を養ってまいりましょう。

 

 

【おわりに】

これまでのJC活動の中で、地域のことに対して真剣に向き合っておられる先輩諸兄姉や多くの会員と出会い、私自身にとって刺激のある出会いが多くありました。青年会議所は様々な機会の提供をしてくれる場所です。私も様々な機会をいただきましたが、それは決して楽しいことばかりでなく、険しく困難なことも数多くありました。しかし、困難な道にこそ学びがあり成長があります。真剣に自分のことのように喜び、泣き、笑い共に行動してくれる仲間、そんな素晴らしい仲間が集う場所が山城青年会議所なのです。2024年度、このような素晴らしい組織を預かる機会をいただけたことに、会員、先輩諸兄姉の皆様、そして、私がこれまで関わった全ての方々に感謝し、1年間何事にも全力で挑戦することをお誓い申し上げます。これまでの47年間受け継がれてきた歴史と伝統を次代へ継承するために、1年間共に全力で取り組んでまいりましょう。

 

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