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2025年理事長所信

スローガン

山城ビジョン

1 山城地域の発展に貢献できるリーダーの育成

2 次世代を担う郷土愛あふれる子どもたちの育成

3 心が通うパートナーシップによる山城地域の創生

 

所信

【山城青年会議所について】

 

2025年度一般社団法人山城青年会議所
第49代理事長
中村 清志

【はじめに】

あなたにとっての「大切なモノ」は何でしょうか。家族、仕事、仲間に限らず、まちや国、技術や能力、理念など、あなたにとっての大切なモノが必ずあると思います。その大切なモノを守るには、あなたの成長が最も近道なのではないでしょうか。 だからこそ、あなたの大切なモノのために、自身の成長の機会を逃すことなく、自らの手で掴み取っていかなければなりません。一般社団法人山城青年会議所は 48 年という長い歴史をもち、 「山城は一つ」を理念として、青年会議所の単年度制という特色の中で、 その時代の変化に対応しながら活動を展開してまいりました。 この数年、 日本国内でも大きな変化が数多く見られ、肌身で感じることも増えてまいりました。それは、AI 技術の著しい発達やコロナ禍を経て変わっていく文化、減少する人口、 そして、近い将来高確率で起こるとされている南海トラフ巨大地震など未曽有の自然災害への対策など多岐にわたります。そして、 この時代は大きな転換点を迎えていて、我々はその真っ只中にいると言えるのではないでしょうか。 青年会議所が単年度制であることの本来の強みは、時代の変化をいち早くとらえ、それに対応できる柔軟性であり、それこそがこの長い歴史の礎となっています。そして、「青年が社会により良い変化をもたらすためにリーダーシップの開発と成長の機会を提供する。」ということを使命として掲げる青年会議所の中で育成された我々は、 時代の変化に対応できるリーダーです。だからこそ、我々が率先して行動を起こすことが必要なのです。 さらに、 行動を起こした結果としてメンバーが成長することは、まちの発展だけでなく、社業の発展、家庭生活の充実など、様々な良い効果を期待することができます。 しかし、 一つを追い求めるあまり、他の 「大切なモノ」が犠牲となってしまうようなことがあってはなりません。 メンバー一人ひとりが、何のために青年会議所活動をしているのか、自身の活動は何に繋がっているのかを理解していなければ、本当に意味のある活動と呼ぶことはできません。 そして、 家族や地域の方々からの後押しを得られずに進めてしまっていては、 自己満足な形になってしまい、その効果は狭く限定的になってしまいます。 私たちだけの活動ではなく、周りからの支援をいただくことで、効果は何倍にもなって拡大し、最大の効果が発揮されることで青年会議所活動の意味がより明確となります。そして、我々、山城青年会議所が地域の導き手として、地域の次代を担う存在が起点となり地域に住まう人々が心から笑い、安心できる地域へと導かなくてはなりません。そのためには、 山城青年会議所が今日まで築き上げてきた基盤に、 新たな創造をもって時代に対応した変化を遂げることで、さらなる未来へと繋げていかなければならないのです。組織の、時代の、継承者のひとりとして、次代へ繋ぐために。

 

 

千変万化なる堅牢要塞

日々の諸業務や、我々の活動の広報は毎年取り組まれており、 一定の手法が存在します。しかし、例年と同様のことを行っていては、今まで以上の成果を得ることはできないでしょう。現状維持という言葉は、変化の激しい時代においては停滞や衰退と同義ですが、単年度制の我々の活動は一年間をかけて作り上げた形も、翌年にはさらに洗練されたものに形を変えることもあります。それは、毎年起きている変化への対応が一番取り入れやすいという意味でもあります。 一定の手法だからこそ、一方向の角度ではなく、様々な角度から見ることによって、 さらなる効率化や効果の上昇を期待できるのではないでしょうか。 しかし、効率化を求めすぎるあまり、今までより活動の効果を減少させては本末転倒です。時間は可能性と違って無限ではなく有限であり、ただ過ぎ去ってしまう時間は、その分だけ機会の損失へと繋がります。 常にさらなる効果を目指し、変化していくことが組織運営には必要なのです。そして、 周囲を巻き込み、 活動の効果を高めるための重要な要因の一つとして挙げられることが、 私たち自身の認知度であることは、誰もが理解、納得しています。山城青年会議所という名前は先輩諸兄姉の活動を基とした長い歴史の中から積み重ねられたブランド力がありますが、それだけに頼っていてはいけません。 地域住民が多くの情報の中から我々を知り、 応援していただくことで新たな力を得られつつ多方面への発信へと繋がります。そのうえで、活動の質を落とすことなく、 最大限の効果を得るにはどうすればいいかをみんなで考えながら、自分自身のためだけでなく、周りにも配慮できる活動を行っていける組織へと変化させていきましょう。

 

 

メンバーが成長できる場を守る、守護者

組織として、避けてはいけないことの一つとして財政基盤が挙げられます。財政基盤が健全ではない組織は、近い未来において非常に苦しい場面を迎えることになり、その状態はメンバーが成長できる場を奪うだけではなく、さらなる負担へと繋がることを意味しています。本当に必要かどうかを判断し、適正な状態とすることは組織運営としては必須のことです。また、青年会議所には多種多様な成長の機会があると同時に、その機会を得るかどうかは個人の判断に委ねられます。活動に参加するには家庭や仕事の時間をやり繰りしていく必要がありますが、それを個人に任せるのではなく、可能な限りメンバーが参加しやすい配慮も必要です。急な誘いでは多くのメンバーが対応できない可能性があり、機会の損失に繋がってしまうでしょう。成長の機会を掴もうとするメンバーのためにも、様々な配慮を行ったうえで参加率を向上させ、組織の盤石化を図ってまいりましょう。

 

 

和と輪の創造者

人は城、人は堀、人は石垣、戦国武将、武田信玄の言葉として有名です。この言葉は、組織とは大小関係なく人が基礎、根幹であることは変わらないことを示します。 山城青年会議所のメンバーが同じ方向を向いた活動は組織の和をつくり、その和をもって新たな出会いへと繋ぐことで大きな輪を創造でき、次代の盤石なる組織の根源となります。 しかし、組織の要となるそれぞれの人の価値観や使える時間については時代の流れとともに変化しています。人の変化に対応できる組織であるからこそ、変化するまちの課題にも対応できるリーダーを輩出することができます。 そして、 メンバー自身が使えるものは全て使いながら、 実体験に伴った学びと成長を自ら発信し、共に学ぼうとする同志が自然と集結する組織を目指さなくてはなりません。また、青年会議所が掲げる、 「変化する世界に対応するリーダーの育成」に関して、この世界という部分を山城地域と置き換えただけでも、大きく変化していることがあるのではないでしょうか。 青年会議所には、その変化へ対応する力を身に付けられる環境があり、 そして今、自身がそれを学べることは、 この場を築き上げてこられた先輩諸兄姉の活動の賜物であることを忘れてはなりません。そして、次の時代に進むために必要なことは変化に対応できることが条件として挙げられ、この変化の激しい時代に対応できるリーダーを育成するためには何が必要かを考察することが大切であり、メンバーが山城青年会議所に入会したからこそ、成長することができたと心から実感できるモノを創り出しましょう。

 

 

 

本当に必要とされる次代の導き手

私たちが掲げる明るい豊かな社会を実現するために、地域の関係諸団体との協力が必要不可欠な要素ではありますが、 その先導を人任せにしてしまっては、 友好な関係は築けないでしょう。 あくまで私たちが変化に対応できる地域の導き手として、 関係諸団体を巻き込んでいくことが大切です。 さらに、 我々の自己満足となってしまわないように、様々な配慮をすることを怠らずに、山城青年会議所が本当に地域から求められていることはどのようなことなのかを知り、その上で我々だからこそできることを実行することが大切ではないでしょうか。 徹底的に地域課題の分析を行い、その分析結果の共有から事業構築に至るまで、一人でも多くの方々や関係諸団体と共に考えることができれば、自己満足の事業構築ではなくなり、 本当の意味で地域住民や関係者から共感を得つつ共に歩んでいく、 共存共栄ができるのではないでしょうか。 そして、この山城地域の未来を担うべき人々が自身が住まう地域のことを考え、 心から笑いながら、 このまちが好きだと胸を張って言えるような未来を目指さなくてはなりません。さらに、 先輩諸兄姉が築き上げた山城青年会議所の歴史を継承しつつも、一過性で終わるのではなく数年数十年にわたって共に歩んでいける関係性を築き上げ、次代への導き手となりましょう。

 

 

【おわりに】

高校時代の恩師の言葉に、「結果は掛け算である」と言われたことがあります。掛け算のどちらかの数字が自身の気持ちや思いとした場合、 それがゼロであったら、どんな良い素材や事象を掛けたとしても結果はゼロである。それは逆に、 小さな素材や小さい事象であっても、自身の意思ひとつで大きな結果となることを意味します。また、明治維新の末期、奇兵隊をつくりあげた高杉晋作の有名な辞世の句である「「おもしろくもなき世を、 面白く」 という句があります。よく使われる解釈であれば、おもしろくないから、自分で面白くしようということが多いとは思いますが、 私はこの句を、どのような環境でも、 面白さや楽しさを見つけ出し、その環境を楽しめるようにと解釈しております。 自らの考えを楽しさはどこにあるのかという思考へ変えるだけで様々なことが変わり、この楽しさのためならできる、 という思考へと繋がっていきました。自身で知って、行動すれば、結果は変わります。その変わった結果は大切なモノを守りたいという、私の思いを現実にする大きな一因となりました。私が 2016 年に山城青年会議所に入会し 8 年間の青年会議所活動を通して得たことは何かを考えたとき、 最初に浮かんだことは、 青年会議所に入会していなければ出会えなかった人に出会える場であることだと感じています。 青年会議所という組織に入会せずに過ごしていた場合、尊敬する人はほぼ年上の方になっていたのではないかと思います。 自身より若く心から尊敬できる人との出会いは人生の中でもっと後になっていたかもしれませんし、もしかすると、出会うことがなかったかもしれません。人生早々の 40 歳までという年齢の中で、そのような人と出会えたことは、 偶然ではなく必然であり、 その必然は自身で掴み取ったと胸を張って言えます。入会当初、私は社業において技術者として特化した存在でありました。山城青年会議所に入会し、そのときに出会った先輩から「JC ができるぐらいの会社にすればいい」という言葉をいただきました。その先輩の背中と行動を目の当たりにし、 取り入れることができる部分を探し出し、 実践へと行動してまいりました。そうして、 徐々に青年会議所活動へ参加できることへ繋がっていく現実を見ることになりました。 青年会議所活動の中で人によっては「やらされている」という感覚に陥ることもあるかもしれません。 しかし、その感覚でいるときの吸収力と成長度は、 自身が「やろう」と決めたことに対して向かい合ったときの吸収力と成長度とは比べることができない程の差が生まれます。それは意思の力の差ではないでしょうか。 さらに、 決して人任せにすることなく、 自らが切り開いていくことで得られる経験値は代えがたいものとなります。そして、その経験を己の中だけに留めることなく、次へさらに次へと繋がっていく輪を創造し、これからの組織にとって、 良い方向へと向かっていくために、自らの意思で突き進んでいきましょう。

2025 年度スローガン

心意で変化を創れ

~大切なモノのために~

 

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